2021-03-25 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
それでは質問に入らせていただきますが、京都議定書第一約束期、そして第二次約束期が過ぎてきておりますけれども、第一次のときは、面積でいうと五十五万ヘクタール、ならしてみると五十五万ヘクタールが間伐をされた。国家の目標が六%で、そのうち三・八%が森林あるいは管理の関係でございますから、これも達成をできた。
それでは質問に入らせていただきますが、京都議定書第一約束期、そして第二次約束期が過ぎてきておりますけれども、第一次のときは、面積でいうと五十五万ヘクタール、ならしてみると五十五万ヘクタールが間伐をされた。国家の目標が六%で、そのうち三・八%が森林あるいは管理の関係でございますから、これも達成をできた。
ただ、京都議定書においては第二約束期は参加できなかったことがありますし、今回もこの締約国会議にオブで参加せざるを得ない状況にもありますが、しかしながら、そういう状況でも、国際的に、日本は何をやっているんだという批判めいた意見は聞いておりません。それはやはり、これまでの長年の環境分野に対する日本の取り組みが国際的にも評価されているからだというふうに思っています。
そこで、二〇〇八年から二〇一二年の第一約束期に六%の削減をするということになっているわけでありますが、これまでの対策措置の経緯を見ますと、これでは削減目標を達成することができないということで、計画的に総合的な追加的対策措置を講ずる必要があるというふうに考えられます。そのために、今回御提案をしております地球温暖化対策推進法の改正法が準備されたわけであります。
京都議定書といいましょうか、第一約束期以降どうなるかということでございますけれども、まず私の考え方では、第一約束期に何らかの効果といいましょうか、実効性の問題はともかくとして、国際協力の仕組みが実を結ぶということでなければ、私は次のステップというのは考えられないと思います。